時代の移り変わりを如実に体現した入出金手段

電子決済サービスネッテラーについて

電子決済サービスネッテラーについて

オンラインカジノの入出金手段として多く用いられているのが電子決済サービスです。
電子決済サービスとはネット上の口座を利用してお金のやりとりができるサービスで、様々なサービスの入出金、決済に利用されています。
現在のオンラインカジノの電子決済サービスといえば、アイウォレットやエコペイズが主役となっていますが、2016年まではネッテラーが主役の座に着いていました。

ネッテラーは1999年に設立された会社で、設立から5年後の2004年にはロンドン株式市場に上場するまでの大企業となりました。
ネッテラーが短期間の間にこれほどまで成長できたのは、オンラインカジノとの提携が一番の理由です。
ネッテラーの設立の数年前に登場したオンラインカジノは入出金の面がネックとなっていました。
いつでも自由に遊べるギャンブルでありながらも、入出金に柔軟性がなく、プレイヤーのストレスを誘うこととなっていました。
そうした入出金のわずらわしさをネッテラーは一気に解決へと導き、ネッテラー自体の人気だけでなく、オンラインカジノの人気も一気に世界的なものへと押し上げました。

そして、オンラインカジノプレイヤーたちがネッテラーを選択するようになったのは、入出金をストレスフリーで行えるということだけではなく、安全性の高いサービスだったからです。
ネッテラーはその運営をイギリスの金融庁の統制の下行っています。
一国の金融庁の統制下で運営しているということは高い安全性と信頼性を兼ねているということになります。
セキュリティにはどんな小さな抜け穴もありませんし、サービスの品質も徹底されているので、資金管理の不備もあり得ません。
このような優れた安全性を持つ信頼できるサービスであるということも、多くのオンラインカジノプレイヤーにネッテラーが選ばれた理由と言えるでしょう。

もちろん、こうした安全性はオンラインカジノを自国に持たない日本人プレイヤーにとっても大きなメリットとなり、日本人プレイヤーの多くがネッテラーを利用しオンラインカジノの入出金を行っていました。

ネッテラーの入金方法

ネッテラーへの入金方法は色々と用意されていましたが、その中でも多く利用されていたのが銀行振込とクレジットカードです。
ネッテラーはイギリスのサービスですので、銀行振込と聞くと海外送金を思い浮かべますが、ネッテラーの銀行振込は日本の委託先の業者への送金だったため、国内への銀行振込を利用することができました。
委託先の業者からネッテラー側へ送金し着金するまでに3日~5日ほど時間を要しましたが、それでも日本国内から銀行振込で振り込めるというのは日本人のプレイヤーにとっては嬉しい部分でした。

ネッテラーの入金方法

国内への銀行振込となるため、海外送金と比べると手数料が圧倒的に安くすみます。
こうした安い手数料で利用できるというのは非常に魅力的な点でした。
そして、銀行振込よりも日本人プレイヤーに多く利用されていたのがクレジットカードでの入金です。
クレジットカードを利用した入金の一番の利点はネッテラー口座への反映が即時行われるという点です。

手数料に関しても1.9%しか取られなかったため、多くの日本人プレイヤーはクレジットカードでの入金を選択していました。
オンラインカジノは24時間自分の好きなタイミングで遊べるというのが大きな特徴ですので、このような入金反映の早さによってそうしたオンラインカジノの特徴を十分活かし、楽しむことができました。
銀行振込もクレジットカード入金も利用にあたり難しい点は一切なく、すべてをネッテラーサイトのみで行うことができました。
このような手軽に簡単に入金できるところもネッテラーの特徴であり魅力でした。

ネッテラーの出金方法

ネッテラーからの出金は海外送金と専用カードを利用した出金の2つがメインとなっていました。
その2つの中でも特別高い人気を誇っていたのが専用カードを利用しての出金です。
この専用カードを使えば、ゆうちょ銀行のATM、セブン銀行のATMからの引き出しが可能でした。

若干の手数料はかかりましたが、それでも海外のサービスに資金を預けていながらも国内のATMから出金できるというのは画期的なことでした。
オンラインカジノが海外のサービスであるといえども、こうして日本国内のATMから出金することができたので、ネッテラーはまるで国内のギャンブルサービスを利用しているかのような便利さをオンラインカジノに与えていました。

今のところ日本での復活予定はない

今のところ日本での復活予定はない

ネッテラーが日本から撤退をしたのは2016年9月のことです。
なぜ日本から撤退したのかについては明らかにされていませんが、ちょうどこの頃オンラインカジノに対する日本の金融庁の圧力が強まっていたので、そうした圧力による日本での将来性のなさを見越しての撤退だったと噂されています。

現にこの2016年にはオンラインカジノ利用者が逮捕されるなど、オンラインカジノ=違法ギャンブルと位置づけようとするような出来事も起こっています。
ですが、こうした逮捕劇の結末は不起訴となっているので、結局の所オンラインカジノを違法ギャンブルと位置づけることはできませんでした。

ネッテラーが日本から撤退してからもう随分と時が経ちますが、現在においてもネッテラーが日本で復活するという話は上がっていません。
オンラインカジノの日本での人気の支えとなっていたサービスだけに、多くの日本人プレイヤーがネッテラーの1日でも早い日本での復活を願っています。

Post Your Comment Here

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。